きぬの湯は茨城県の南部、常総市(旧水海道市)にある日帰り温泉施設です。
施設はまだ新しく、ちょっと高級感が有り雰囲気が良いです。
土曜日に行ったのですが、意外に空いていてリラックスできました。
Webでも謳われていますが源泉掛け流しで泉質がよいのが特徴です。
お湯はやや濁った黄色で、軽くしょっぱく、濃いナトリウム泉質の香りでした。
ストレートなナトリウム泉じゃなく硫黄臭かアブラ臭かほんの少し混ざってそうな、そんな香りが心地よいです。
源泉掛け流しの浴槽はほとんど38度に調整されてるようで、夏場なのでちょうど良かったです。
露天風呂の大浴槽は色や香りからおそらく循環なのですが、そこは40度ぐらいの温度になっていました。
最も気になったのは「ヤセがまんの湯」と銘打たれた浴槽です。
「44度」などと書かれていて完全にチャレンジャー向きの浴槽です。
こう挑発されると温泉好きとしては絶対に入っておかなければならない気持ちになりますよね。
「大盛を30分以内に食べれば無料」という店に挑む大食いの人の気持ちです。
しかし周りから「あいつやせ我慢してるぜ」などと思われるのは本意ではないし、ずいぶんと葛藤がありました(笑)
気持ちを落ち着かせ、かのせ温泉赤湯(新潟県阿賀町)の右側の浴槽に入るぐらいの精神力でヤセがまんの湯との格闘を決意したのですが、入ってみるとそれほどでもない・・
赤湯の左側の浴槽よりもぬるい、多分41度ぐらいだったのでじっくりつかることができて残念なようなほっとしたような感じでした。
施設として気になるのは料金が1400円という所でしょうか。
ちょっと高い気もしますが、首都圏の施設と考えるとこんなもんでしょうか。
休憩施設も若干乏しく、一般的なスパ銭のような大広間はなく、ちょっとした椅子&テーブルの席&軽くお座敷と仮眠室があるのみですし、1日ゆったりという施設でもないようでした。
別棟で宿泊施設(別荘)もあります。
アクセスは関東鉄道常総線の小絹駅から徒歩で20分ほどです。
またつくばエクスプレスの守谷駅から無料バスが1時間に1本ほど出ています(所要30分)。
住所 茨城県常総市内守谷町きぬの里1丁目5-6
泉質 ナトリウム塩化物質泉
営業 10:00-24:00 (第3火休)
料金 1400円
Web http://www.kinunoyu.com/
水海道駅にて関東鉄道常総線。
私は下館駅から取手行きに乗ったのですが、何故かここで乗り換えになります。
ローカルな雰囲気の常総線小絹駅(つくばみらい市)。
小絹駅の駅舎。
周囲は新興住宅地になっています。
途中で鬼怒川を渡ります。
これが温泉名の由来ですかね。
きぬの湯入口の看板
小絹駅側から行くと何処が入口なのかわかりづらいです。
手前に物産店のようなものがあり、その奥が本館になっています。
本館入口
浴室の入口
この手前あたりが休憩できる場所です
この日はお客さんがあまりいませんでしたが、多客時にはどうなってるんだろう
浴室入口から見た入口ロビー側