とっぷ・さんて大洋は茨城県鉾田市(旧大洋村)にある公営の日帰り温泉です。
温泉以外にも温水プールやフィットネス施設・レストラン・宿泊用コテージなども備えた大型の施設になっています。
海沿いにあり、露天からの海の眺めと黒湯の温泉が特徴です。
鉄道でのアクセスは鹿島灘駅から徒歩28分と、結構歩きます。
住所 茨城県鉾田市上幡木1500−2
泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉
営業 10:00-21:00 月休
料金 850円
Web https://topsante-hokota.com/
鹿島灘駅にて鹿島臨海鉄道大洗鹿島線です。
鹿島神宮駅から4駅目にあります。
鹿島灘駅は駅舎の無いのどかな無人駅で、周囲は林と畑です。
夏だったのでミンミンゼミがたいへん騒がしかったです。
温泉は駅の出口とは反対側なので、すぐ南の農道の陸橋で線路を超えます。
鹿島臨海鉄道は高規格な路線なので、ちょっとした農道も踏切ではなく陸橋になってるのが、何か凄いです。
農道を進んで大きな道で左折して真っ直ぐ進むと看板があるので右折すると到着します。
道順は簡単ですが、徒歩でおよそ30分ほどかかります。。。
だいぶ歩いて、とっぷ・さんて大洋に到着です。
宿泊のできるコテージが並んでいます。
大洋村というと安別荘のイメージですが、この辺にその雰囲気はありません。
とっぷ・さんて大洋の本館です。
左側に入口があります。
受付をして右の廊下を進んでいくと浴室などがあります。
浴室の先の、廊下で繋がってる別棟に行くと休憩用大広間があるので、湯上がりにゆったりできます。
利用しませんでしたが、レストランもありました。
浴室は内湯は10数人サイズのジェット付き大浴槽(温泉じゃない!)と4人サイズの温泉浴槽、露天は8人サイズの寝湯付き大浴槽に、小浴槽があります。
一番メインの内湯の大浴槽が温泉じゃないというのが残念な所ですが、それ以外の浴槽は温泉が使われています。
温泉のお湯は非常に真っ黒なのが印象的で強いインパクトがあります。
褐色でやや濁りもあり、湯口からはコーラが注がれているように見えます。
温泉は加水・加温・循環と湯使いは最低なはずですが、意外と温泉らしさがあるので納得感があります。
舐めるとしょっぱく、香りはかすかに磯の香りがあります。
表面に油膜も浮いてます。
露天風呂は海が見えるのが特徴で、目の前の林の先に確かに海は見えるのですが、湯船につかると残念ながら海は見えなくなってしまいます。