北上線で日帰り温泉めぐりをしてきた時の日記です。
北上線は北上駅(岩手県北上市)と横手駅(秋田県横手市)を結ぶローカル線です。
あいにくの天気ですが、今回は朝の横手駅からスタートして、東方向の北上駅へ向かいます。
さっそく北上線に乗車します。
右は奥羽本線です。
ちなみに横手駅にも駅前に日帰り温泉がありますが、以前行ってるので今回はパスです。
まずは2駅目の相野々駅(秋田県横手市)で下車しました。
ホーム側から見た相野々駅ですが、だいぶ奇抜な駅舎です。
線路の下をくぐって駅舎の反対側に進んでいきます。
ちょっと離れたところから見た相野々駅です。
坂を登っていくと鶴ヶ池があり、その向こうに最初の目的地の鶴ヶ池荘があります。
池をぐるっと回って、駅から徒歩9分であいのの温泉 鶴ヶ池荘です。
旅館併設の日帰り温泉で、早朝からやってるのがありがたいです。
続いて相野々から3駅進んで黒沢駅(秋田県横手市)です。
黒沢駅です。
ここから向かう温泉は岩手県なのですが、秋田県横手市の駅からスタートです。
国道に出て、ゆるやかに峠をだいぶ登っていくと、岩手県西和賀町に入ります。
県境が巣郷温泉のエリアになっていて、国道沿いに何軒かの温泉施設が点在しています。
まず最初に訪れたのが、峠の湯です。
駅からここまで30分かかりました。
民間の日帰り温泉で、こぢんまりとしていますが、アブラ臭のある素晴らしい泉質の温泉でした。
次に向かったのは、峠の湯の対面にあるでめ金食堂です。
どうみても普通の食堂、というか営業中の文字がなければ入るのを躊躇しそうな外観の食堂ですが、ここも温泉です。
食事をすれば温泉に入れる、ということで450円のラーメンを食べて温泉に入りました。
浴室はこの程度で狭いのですが、泉質は大変素晴らしいです。
続いてはそこから徒歩数分ほど歩いていきます。
憩いの家 福寿草です。
公営の日帰り温泉で、格安で休憩室もあるのが良いところです。
浴室です。
こちらも独特のアブラ臭のある良い温泉です。
アクセスは黒沢駅とゆだ高原駅のちょうど中間という感じで徒歩33分ほどかかるので、歩くのは大変です。
ただ北上線は本数が少なくて次の列車まで数時間とかあるので、のんびり歩いていくのも良いものです。
再び黒沢駅から北上線に乗って進んでいきます。
車窓は山間の田園風景という感じです。
ほっとゆだ駅を過ぎると、ダム湖の錦秋湖が見えてきます。
ちなみに北上線で最もメジャーな日帰り温泉はほっとゆだですが、都合によりパスしました。
運行本数が少ないので、寄っていくと時間オーバーになってしまうからです。
黒沢駅から3駅進んでゆだ錦秋湖駅(岩手県西和賀町)です。
ゆだ錦秋湖駅は待合室があるだけの無人駅です。
駅名は湖ですが、観光地の駅という雰囲気はありません。
駅前は広いですがだいぶ寂れた感じがあります。
駅から真っすぐ進むと錦秋湖温泉 穴ゆっこです。
公営の日帰り温泉です。
浴室は露天風呂や洞窟風呂が使用中止で内湯のみという、何か残念な感じでした。
2階の休憩室も使用されていなくて、ここで次の列車までの3時間半を過ごすのは苦痛でした。。
そんなわけで最後まで乗り通しました。
北上線は数時間に1本の運行なので、早朝から乗り始めたのに3駅しか降りられませんでしたが、温泉自体もそんなに多くはないので、まぁこんなもんかなと思います。
北上駅です。
この日はここから一ノ関駅へ向かい、駅前のビジネスホテルに宿泊しました。
次の日も時間が少しあるので、おまけで少し寄り道していきます。
早朝の一ノ関駅です。
大船渡線に乗ります。
途中温泉も無いので、降りることもなく終点の気仙沼に到着です。
気仙沼駅です。
気仙沼駅は駅のホームにバスが停まってます。
今日はこれに乗るのが目的です。
気仙沼線BRTに乗りました。
震災で被災した気仙沼線をBRT(バス高速輸送システム)で復旧させた路線です。
基本的には普通のバスです。
最知駅で下車します。
どう見てもバス停なので駅と言って良いのかどうかあれですが。
気仙沼線BRTは一般の道路を走る部分もありますが、このあたりは気仙沼線の線路を専用道路に張り替えて運行されてます。
ここで向かったのは、徒歩5分のほっこり湯です。
ウインズというパチンコ屋さんに併設されているスーパー銭湯です。
温泉ではありませんが、BRT沿線で寄れるのはここぐらいなので寄ってみました。
普通のスーパー銭湯ですが、まだ新しくて快適な施設でした。
再び最知駅から終点を目指します。
このバスは内装が凝ったバスでした。
2時間もかかって終点の前谷地駅に到着です。
石巻線の前谷地駅です。
最後は小牛田・仙台と向かって新幹線で帰りました。