吾妻線に乗って、草津とその周辺の温泉めぐりです。
まずは市城駅です。
吾妻線は群馬県の渋川駅から大前駅を結ぶ路線です。
周囲に温泉は多いのですが、駅から歩けるところというとあまり多くなく、今まで行ったところだと川原湯温泉 王湯(川原湯温泉駅10分)などがあります。
今回はそれ以外の所を目指してみました。
吾妻線の線路の横をしばらく歩いたあと、吾妻川を渡ります。
吾妻川沿いの遊歩道を歩いてきます。
歩いててとても気持ちのいい遊歩道です。
しばらく歩くと川の向こうにゴツゴツした山が見えるのですが、これの正面が目的地です。
あづま温泉桔梗館です。
公営の静かな日帰り温泉です。
再び吾妻線に乗って、群馬原町駅です。
駅から徒歩5分ほどで、岩櫃城温泉くつろぎの館です。
かつて存在した岩櫃城をモチーフにしたものということですが、元は山城らしいのでこんな立派なものじゃないとは思います。
最後に草津温泉の最寄り駅、長野原草津口駅で下車します。
久しぶりに来たら駅舎が新しくなっていました。
奥にあるのは取り壊してる旧駅舎です。
駅の内外に3店ほどあったと記憶してる飲食店が無くなりスッキリしてます。
バスで30分ほどで草津温泉に到着し、そこから徒歩数分で湯畑です。
今日も変わらずに素晴らしい温泉が湧き出ています。
今回の目的の一つは湯畑前にできた御座之湯なのですが、取り敢えず町内を歩きたかったので長寿の湯、長栄の湯などを横目で見ながら、ベルツ通りのテルメテルメへ来ました。
特になんてことない施設ですが、以前入ったのが10年近く前で記憶が薄いし写真にも納めてないので、再訪です。
その後湯畑に戻り、目的の御座之湯です。
大滝の湯のようにゆったり過ごすような施設ではありませんが、観光客がサラッと入浴するののちょうど良い施設だと思います。
この日最後の湯は白旗の湯となりました。
いつものように激熱ですが、とてもいいお湯です。
宿泊は草津の激安宿の定番「ホテルせんぱく」でした。
温泉のないビジネスホテルですが安いのが特徴。
草津の有名旅館「ホテル櫻井」と同じ経営で、もらえるタオルもホテル櫻井の名前が入ってます。
ちなみに湯畑近くの「ビジネスホテル櫻井」は全く別の経営です。
あちらは小さいながらも湯畑源泉の内湯がありますが。
次の日の朝は、まず光泉寺にお参りです。
紅葉シーズンなので背景が鮮やかです。
光泉寺からの湯畑の眺めです。
かなり混雑してます。
ここから共同浴場めぐりです。
まずは煮川の湯です。
先客におじいちゃんがいましたが、湯は45度ほどでかなり熱い。
ここは水で埋めないのがしきたりだとも聞きますが、全く長湯のできないお湯です。
続いて巽の湯です。
こちらは先客がジャバジャバと水を入れてくれていて、41度ほどの適温で入りやすかったです。
続いて碧の湯です。
こちらは2012年末にオープンした19番目の共同浴場で、今回が初の入浴となりました。
お湯はそこそこ熱く、水を入れながら入らさせていただきました。
碧の湯は湯畑から南東の丘の上にあり、ほとんど観光客が行かないような場所で、私も今回はじめて訪れました。
地図では謎のロータリーが目印なのですが、それがこれです。
信号なしでも交差点を曲がれる、いわゆるラウンドアバウトってやつじゃないかと思います。
そこから湯畑方面へ降りて行くと草津グランドホテルがありました。
名前は立派ですが完全に営業してません。
調べると今回行ったテルメテルメと同じ中沢ビレッジの経営だったようですが、中沢ビレッジの経営破綻の影響でこうなったのかなと思います。
高台で眺めは良さそうだけどなぁ
次に訪れたのは共同浴場ではなく、益成屋旅館です。
この日は湯畑周辺が大混雑で、旅館の日帰り入浴も混んでるかなと思ったのですが、意外に空いてて快適に入浴出来ました。
続いて地蔵の湯です。
お湯はぬるめで泉質もよく、落ち着いて入浴できます。
その後しばらく散歩し、西の河原公園へ。
大規模に工事中で、いつもの風情はないです。
冬は歩道が凍結して歩きにくいところでしたが、改良されるといいな。
今回の旅の最後の湯は白嶺の湯でした。
地元の方で賑わう共同浴場です。
無計画に歩きまわって散歩ばかりでしたが、満足の旅となりました。
吾妻線と草津温泉 (2013年11月)
