日帰り温泉ネタではありませんが、ドーミーイン新潟に宿泊してみたのでメモです。
ドーミーイン新潟は新潟駅万代口から徒歩8分ほどの所にあるビジネスホテルです。(2000年開業)
以前から大浴場付きのビジホとして人気で、私も何度も泊まったことのあるホテルです。
もっと駅近くに安いビジホはたくさんあるので、わざわざ駅から遠くてやや高めのここを選ぶというのはやはり大浴場の魅力があるからでしょう。
以前は日帰り入浴もやっていたのですが、いつの間にか止めてしまったようです。
そして2014年4月に約3ヶ月の休業を経てリニューアルオープンし、名前も「天然温泉多宝の湯ドーミーイン新潟」となりました。
知らない人から見たら「温泉を掘削したのかな?」と思うかもしれませんが、実際は新潟市街地は温泉の掘削が禁止されています。
新潟の温泉好きなら「多宝の湯」という名前を見れば、あそこから運んできたな! とすぐにピンとくると思いますが正解です。
ドーミーイン新潟の浴室は2階と10階に1つずつあります。
以前は偶数日・奇数日で男女交代制になっていたのですが、このリニューアルで10階が男性・2階が女性と固定されました。
2階の浴室は内湯のみで室内に塩素臭がこもってるという「ハズレ浴室」という印象を持ってましたが、残念ながら女性はそちらとなるようです。
10階の浴室は露天もあって展望もいいのが特徴です。
10階の内湯の浴槽は6人サイズで、一部寝湯になっていたりゆるいジェットバスが出ていたりとやや落ち着きません。
この内湯の浴槽が温泉使用になっています。
温泉の分析表によると「多宝温泉だいろの湯3号泉」を使用しています。
だいろの湯の分析表とほぼ同じものです(実際は分析日が1日ズレてるのですがプリントミス?)
3号泉はだいろの湯では岩風呂の露天に使用されているもので、1号泉にはおよばないものの、なかなかの泉質のはず。
ドーミーインでは当然ローリー温泉で加水循環されているので、かけ流しで使用されているだいろとは別物になってしまってます。
お湯は透明で、舐めると少ししょっぱさがあるのですが、売りである硫黄泉の硫黄の香りは全くありません。
が、以前のような強烈な塩素臭も感じませんでした。
本当の売りは露天風呂なのですが、こちらは温泉が使用されていないと思われ、塩素臭しかないお湯が注がれています。
4人サイズの岩造りの大浴槽は奥が洞窟風呂になっていたり、他に壺湯が2つあったりと、狭いスペースながらも非常に頑張ってる印象です。
ビルの屋上にあるので、壁に囲まれてはいますが、ちゃんと空も景色も見れる露天風呂です。
とりあえず新潟駅前で温泉付きホテルはここだけですし、貴重でありがたい存在だなと思います。
ついでに館内の様子。
吹き抜けがあって、ビジネスホテルの雰囲気ではないです。
室内の様子。
部屋のテレビで浴室の混雑状況がわかるのが便利です。