川原湯温泉 王湯は群馬県の川原湯温泉にある、共同浴場です。
王湯は歴史ある共同浴場でしたが、ダム建設のために2014年に移転してリニューアルオープンしました。
2階建てで1階に浴室、2階に大広間です。
券売機で入浴券を買い、フロントに渡して入館します。
浴室は内湯と露天があります。
以前の王湯は内湯と露天が離れてたり、内湯に階段があったりとちょっとゴチャゴチャしてました。
それはそれで味があって面白かったのですが、新王湯は普通にシンプルな浴室です。
内湯は6人サイズの湯船があります。
浴室内は硫黄の香りです。
お湯は透明で硫黄の香りがして、露天の方では白い湯花が確認できました。
湯口から香りを嗅ぐと硫黄だけじゃなくアブラの香りもあり、濃厚です。
温泉は源泉かけ流しですが、高温のため加水ありのようです。
新しい施設なのにカランが2つしか無いというのが難点かもしれません。
露天は6人サイズの湯船があり、景色を楽しみながら入浴できます。
と言っても湯船の前は林に覆われています。
今回は冬に訪れたので林は枯れ木となっており、その向こうの八ッ場大橋を見ることが出来ました。
2階には休憩用の大広間があります。
館内滞在は2時間に限られていますが、その時間内ならゆったり出来ます。
アクセスは川原湯温泉駅から徒歩15分です。
住所 群馬県吾妻郡長野原町川原湯491-6
泉質 硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
営業 10:00-18:00
料金 2時間500円
Web http://www.kawarayu.jp/onsen.html
川原湯温泉駅にて、吾妻線です。
川原湯温泉駅です。
ダム建設の影響により吾妻線の経路が変わり、駅も2014年10月に高台へ移転してリニューアルしました。
駅から温泉街方向へ進むと、ちょっと不安な道になります。
しばらくすると真新しい県道に突き当たり、「王湯会館」の看板もあるのでトンネルを進んでいきます。
トンネルを抜けると、造成された新たな川原湯温泉の温泉街ですが、まだいろいろ未完成です。
最初にある旅館「丸木屋」の先を左折すると王湯が見えてきます。
下の道路はまだ建設中ですが、その上の歩道を進んでいきます。
王湯です。
なかなか立派な建物です。
入口です。
フロント付近です。
2階に広間があります。
2階からの温泉街の眺めです。
左は八ッ場大橋です。
ダムができれば左側がダム湖になり、湖畔の温泉街となる予定ですが、いつになることやら。
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かつての川原湯温泉駅です(2009年)。
現在地よりもだいぶ下の方にありました。
かつての王湯です。
駅からだいぶ坂を登った所にありました。
(2015/12)