湯々庵 枇杷の湯(とうとうあん びわのゆ)は長野県松本市の浅間温泉にある、日帰り温泉です。
元旅館を日帰り温泉にしたもので、雰囲気のある建物が印象的です。
浴室は2ヶ所あり、それぞれは服を着ての移動になります。
フロントで受付をして廊下の奥へすすむと、脱衣所の入口があり、男湯は下の階、女湯は上の階になっています。
内湯は6人サイズでジェット付きの大浴槽と、サウナ、水風呂があります。
露天は4人サイズ檜風呂があります。
露天は浴槽だけで精一杯の敷地で、周囲に休憩スペースもなく、狭めです。
お湯は内湯の方は無色透明であまり特徴は感じなかったのですが、露天はかすかに硫黄の香りがあり、多少の濁りもあり、茶色い湯花も浮遊しています。
循環湯ですが、露天のほうが状態がいいと感じました。
もう一つの浴室は玄関から下駄を履いて出て、別棟に向かいます。
「お殿様の野天風呂」と称された露天風呂があります。
6人サイズの岩造りの浴槽で、周囲は草むらですが本館の露天よりはだいぶ広くて快適です。
無料の休憩所がありますが、食事処はありません。
館内にちょっとしたカフェはありました。
土曜の朝に訪れましたが、観光客と地元客もいてだいぶ賑わってるのですが館内は静寂が漂っていて、雰囲気はかなり良いです。
#全身に派手な模様があるいかにもアレな人が複数いて、なんだろなーという感じですが
お殿様の野天風呂がこの施設の売りだと思うのですが、館内であんまり積極的にアナウンスされてないのが気になりました。
やはりいったん外に出るというのは面倒くさくてみんな利用しないのかな。
フロントに野天風呂への行き方を尋ねると「そこの下駄を履いて、外へ出るんじゃないですか?」と疑問形で(新聞を読みながら)言ってきて、フロントのやる気の無さも感じました。
商売もお殿様かも
アクセスは松本駅お城口からアルピコ交通の路線バス「浅間温泉」行で22分「浅間温泉」下車、徒歩6分です。(運賃360円)
バス時刻表
一部バスはお城口からではなく、駅前のアリオ内にある「松本バスターミナル」発となっています。
バスは浅間温泉地区で循環していて「浅間温泉」が終点ではないので注意が必要です。
住所 長野県松本市浅間温泉3−26−1
泉質 アルカリ性単純泉
営業 9:00-21:00 月休
料金 800円
Web http://biwanoyu.com/
松本駅にて中央本線(中央西線)です。
松本駅お城口です。
駅前からアルピコ交通の「浅間温泉」行のバスに乗ります。
「浅間温泉」バス停です。
バスの進行方向へ進み、山ノ手通りへ向かいます。
枇杷の湯の入口です。
枇杷の湯です。
右は別の旅館です。
入口です。
フロント付近です。
正面がカフェで左へ進むと浴室などです。
休憩所は椅子席と畳があります。
中庭が元旅館の風格を出しています。
お殿様の野天風呂へはいったん外へ出ます。
お殿様の野天風呂です。
館内からそのまま行ければ便利なんですけどね。
(2015/03)