白寿の湯は埼玉県の北部の神川町にある日帰り温泉です。
運営は温泉道場で、泉質の良さと遊び心のある施設が特徴です。
意外に年季の入った手狭な建物で、1階にフロントと休憩施設など、2階に浴室があります。
受付をして廊下を進み、階段かエレベータで2階に登ると浴室です。
2階の廊下は歩くとちょっとベコベコしてます。
内湯は20人サイズの横長の大浴槽があるのみでシンプルです。
特徴的なのはゴワゴワした床で、浴槽からあふれ出た温泉の成分が堆積して不思議な床を作ってます。
これはこれで素晴らしいのですが、素足で歩くとちょっと痛いかも。
お湯は濁りのある薄茶色で、舐めるとしょっぱく、赤茶色の湯花が舞っています。
香りは薬品臭というか塩素臭というか、薬草っぽさもあって独特です。
源泉の素晴らしさが特徴ですが実際は源泉かけ流しではなく、掛け流し・循環の併用です。
源泉が濃すぎるために直接加熱は出来ないので、お湯を足して循環させてると言った解説もありました。
露天は見た目が予想外に狭めで、敷地の4分の3が壁ギリギリまで湯船になっています。
20数人サイズの湯船があり、一部は浅くなっていて寝湯になっています。
こちらは浴槽内の床がゴワゴワしててつまづきそうになります。
にごり湯で底が見えないだけに、ちょっと怖かったです。
湯上がりは休憩所が多数あり、ゆったりできます
訪れたのが休日の昼時だったので浴室は結構混み合っていたのですが、休憩スペースは十分あるように思えました。
アクセスは本庄駅南口から朝日バス「神泉総合支所」行で40分(運賃630円)「下渡瀬」下車、徒歩数分です。
八高線の丹荘駅からは駅から徒歩4分の「丹荘駅入口」から上記のバスに乗ることが出来ます。
朝日バス時刻表
住所 埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
泉質 ナトリウム・塩化物強塩温泉
営業 10:00-23:00
料金 平日750円 土日祝850円 など
Web https://ofurocafe-hakujyu.com/
本庄駅にて高崎線です。
本庄駅南口です。
駅前から朝日バスの路線バスに乗ります。
「下渡瀬」バス停で下車します。
少し進むと白寿の湯の裏口がありますが、看板は旧名の「湯郷白寿」になってたりします。
表側はちゃんと看板があります。
白寿の湯です。
もっと大型の施設かと思ってたのですが、そこそこコンパクトです。
2階に風呂があるのですが、その辺の配管がむき出しで武骨な印象です。
入口です。
フロント付近です。
様々なご当地サイダーの瓶が並んでるのがおしゃれ。
受付の先にはコタツとハンモックの部屋。
休憩所は廊下の左右に広間と椅子席がありました。
休憩に関しては狭いながらも結構工夫されています。
深谷ねぎラーメンをいただきました。
あっさり醤油味のラーメンで美味しかったです。
一番奥にある畳敷きだけど椅子と机がある休憩施設が面白いです。
漫画が多数あり、ジャズやhiphopのBGMが流れていて、とても落ち着いたスペースです。
こっちにもハンモックがあって、これは運営の得意技かなと思います。
(2016/02)