仙台駅から東北本線→陸羽東線→陸羽西線→羽越本線と乗り継いで日帰り温泉めぐりをしてきました。
仙台駅から、陸羽東線を走るリゾートみのりに乗りました。
陸羽東線は小牛田(宮城県美里町)から新庄(山形県新庄市)までの路線です。
みのりは仙台から小牛田までは東北本線を走り、そこから陸羽東線に乗り入れます。
車内は座席間隔がゆったりしてて落ち着きます。
前面の展望がそんなに良いわけではないけど、横の窓が広くて車窓が楽しめます。
車窓は田園風景です。
左手に巨大こけしが見えたら、そろそろ鳴子温泉郷です。
川渡温泉駅で下車します。
無人駅の川渡温泉駅です。
駅前はガラーンとしたロータリーがあります。
旅館の送迎バスが一斉にやってきても対応できそうです。
駅名は温泉になってますが、実際の温泉街までは結構歩きます。
駅は高台にあるので、温泉までは少し坂があります。
坂を下りると川渡温泉の歓迎ゲートがあります。
まっすぐ進むと小さな温泉街です。
その突き当りのような所にある川渡温泉 藤島旅館におじゃましました。
旅館ですが日帰りの営業時間も長めで、共同浴場の雰囲気もある施設です。
次に向かったのが川渡温泉浴場です。
無人の共同浴場なので簡素な施設ですが、川渡温泉で唯一の日帰り専門の温泉です。
再び川渡温泉駅から新庄方面へ進みます。
陸羽東線は鳴子温泉駅で系統が分断されてるので、ここで新庄行きに乗り換えます。
鳴子温泉は今回は時間がないのでスルーします。
鳴子温泉駅の次の駅の、中山平温泉駅です。
無人駅ですが待合室がちょっと洒落てます。
駅前にはSLがいました。
雨ざらしでだいぶボロボロですが。
徒歩12分でしんとろの湯です。
休憩所もあって、泉質も良い日帰り温泉です。
中山平にはしんとろの湯のちょっと先にレストハウス星沼という日帰り温泉もあるということで見てみたのですが、営業してる感じがしないので断念しました。
どうやらこれでも営業中らしいのですが、積極的に入ろうという気が起きなかったもので。
中山平温泉から7駅乗って、山形県の瀬見温泉駅です。
途中に赤倉温泉駅もあるのですが、駅から温泉街まで徒歩で30分以上かかるようなのでパスします。
瀬見温泉駅も無人駅です。
瀬見温泉は義経・弁慶にまつわる伝説の残る温泉です。
駅前から温泉街方面へ整備された道があるので進んでいきます。
駅から一番近い側には観松館という巨大旅館がありますが、その裏手に進むと小さな温泉街があります。
温泉神社に足湯、飲泉所があります。
瀬見温泉で最大の名物は喜至楼というレトロな旅館です。
日帰り入浴もありますが時間が限られていて、この日は入浴できませんでした。
薬研の湯という特殊な風呂もあります。
川の中の岩に囲まれた部分が湯船になってて、源泉が注がれてます。
こういうのに躊躇なく入れれば温泉マニアなんだろうなぁと思いますが、私には無理でした。
訪れたのは瀬見温泉 共同浴場です。
普通の無人の共同浴場ですが、入口の自動ドアシステムがちょっと面白かったです。
今年(2016年)の春リニューアルオープンで立派にする予定らしいので、このシステムはなくなるでしょうね。
共同浴場の前に、昔の瀬見温泉の地図がありました。
駅名は瀬見駅で、そこから温泉街へ直通の道はまだ出来ていません。
温泉街には瀬見温泉スキー場なんてのもあったようです。
温泉めぐりを終え、新庄駅に到着しました。
陸羽東線は奥の細道湯けむりラインという愛称もあるぐらいで、路線沿いに温泉が多くて素晴らしいです。
以前は鳴子温泉と東鳴子温泉(鳴子御殿湯駅)をめぐって満足だったのですが、今回はさらにいろいろと巡れて楽しかったです。
次の日の羽越本線の温泉めぐりに続きます。