氏家駅にて宇都宮線です。
今回はここから那珂川町(旧馬頭町)の馬頭温泉郷を目指します。
氏家駅(東口)
リニューアル工事が終わってすっきりしてました。
駅のキオスクが無くなってたり。
少し暇なので連絡橋を渡って駅の西口を見てみました。
駅周辺は新興住宅街っぽい雰囲気で、東口には無かったコンビニやファストフードもあって、こっちの方が便利な街かも。
東口を出てすぐ左にあるバス停から、東野交通の「馬頭車庫」行に乗ります。
このバスは東武宇都宮駅から氏家、喜連川を経て那珂川町の旧・馬頭町へ向かいます。
馬頭温泉郷は「小口」バス停が最寄りなのですが、なんと近くの橋が工事中でルート変更されており、その一つ先の「高田」下車となりました。
運賃は1000円もかかりました。
この「高田」バス停は烏山線烏山駅からの那珂川町コミュニティバスの路線も通ってます。
徒歩で10分ほど戻ると、小口の交差点に馬頭温泉郷の看板があります。
しばらく進むと左に南平台ホテル観音湯の看板があるので左折します。
直進すると小口温泉「元湯かみの湯荘」と「小口館下の湯」があるらしいのですが、調査するのを忘れてしまいました。
「南平台」の名前の通り台地の上にあるので、この辺はひたすら山登りです。
登ってからしばらく平地を進むと右に「南平台温泉ホテル」があります。
左側にあるのが日帰り温泉の「観音湯」です。
やや小振りな建物です。
1階は受付と大広間になっていて、その下の階に浴室があります。
浴室は内湯と露天風呂もあり、小さいながらも十分くつろげます。
お湯は無色透明無味無臭で特色を感じないのですが、肌触りがヌルヌルしていました。
さて実は「観音湯」の本来の姿は、先ほどの入口からさらに先(北)に進んだところにあります。
大震災で建物が損壊してしまったので、ホテルの「はなれの湯」として使われていたところを日帰り営業しているのが現実です。
運営元が破産して経営再建中のようで、もうこの建物を修復する体力はないのかなと思います。
ここから北へ進んでいきます。
まずは「旅館 ささや荘」がありました。
入浴はしませんでしたが入浴料350円の看板があり、日帰りも広く受け付けているようです。
左に流れる那珂川を臨みながら進んでいきます。
川の向こうは旧・小川町の集落で、大きな建物は「まほろばの湯 湯親館」です。
「いさみ館」
「馬頭温泉広瀬の湯 ホテル山水館」
日帰り出来ますの看板もありましたが、この日は工事車両がいて改修工事をやってる雰囲気でした。
「元湯東家(あずまや)」
「日帰り立ち寄り湯」と看板に書かれており、こちらも日帰りは広く受け付けていそうです。
この日の2湯目は「町営温泉ゆりがねの湯」です。
公営の温泉なのに中はややB級の雰囲気が漂う施設です。
風呂は内湯も露天も眺めが良いのが特徴です。
お湯は加水・加温・循環とだいぶ酷い使われ方をしてますが。
その先には「城の台荘」への入口が右側にあります。
ここは震災の影響で営業休止中のようです。
そこからしばらく温泉が無く「またお越しください」「ありがとうございました」と、馬頭温泉郷の終わりを告げる看板がありますが、その向こうに見える建物が目的地です。
「美玉の湯」です。
ホテルと日帰りは別の棟になっています。
反対側からの様子。
この手前の洋風2階建ての建物が日帰りの美玉の湯です。
なかなかオシャレな雰囲気です。
ここはギリギリ那珂川町のところにあって、私が立っている位置は大田原市です。
しかし浴室は一切オシャレな雰囲気はなく、湯治場というのがぴったりです。
お湯は42度と結構高めで、ラドン泉の効能を最大にするために窓は閉め切られて蒸し蒸ししています。
熱い温泉と冷鉱泉の滝を交互に浴びるように記されているのでそれに従いますが、心臓に悪そうです。
1階に浴室があって2階は大広間になっているので、1日中滞在してそうな人もいました。
ここで温泉巡りは終了で、帰りのバスを目指します。
北へ進むと那珂川の向こうに「なかがわ水遊園」が見えますが、橋はだいぶ向こうなのでぐるっと回ってなかがわ水遊園のバス停へ向かいます。
ここからは大田原市営バスの西那須野行・那須塩原行、東野交通の西那須野行が出てます。
大田原市営バスで那須塩原に着きました。
バスは始発のなかがわ水遊園から終点の那須塩原駅まで75分間、私一人だけを乗せてたった200円でした。
この日は休日なので、逆に平日の方が人は多い路線なのかもしれませんが、ちょっと気になりました。
最後は那須塩原駅の待合室にある「マイフレンド」という軽食屋で夕食。
かき揚げそば(450円)を頂きました。
だいぶあっさり目のそばでした。