今回は東武鉄道鬼怒川線、野岩鉄道からの日帰り温泉巡りです。
まずは鬼怒川温泉駅の一つ手前の小佐越駅です。
東武ワールドスクエアの最寄り駅なので、小さいけどメルヘンな駅舎です
以前湯處すず風へ行くときにも利用した駅です
駅から鬼怒川温泉方面へ徒歩12分ほどで鬼怒川仁王尊プラザへ到着します。
ここは旅館ですが、日帰りも広く受け付けている施設なので、普通の日帰り温泉のように利用できます。
営業も朝から晩までやっているし、休憩室もあります。
特徴は泉質の良さと、屋形船を湯船として使用した露天風呂です。
ここから徒歩20分ほどで鬼怒川温泉駅へ。
観光地っぽく賑やかな駅です。
鬼怒川線の終点の新藤原まで向かい、そこから野岩鉄道に乗り換えます。
右に見えるのは野岩鉄道・会津鉄道を経て会津若松へ向かうAIZUマウントエクスプレスです。
川治湯元駅のホームです
一つ手前に川治温泉駅というのもあるのですが、実際に温泉に近いのはこっちの駅です。
川治湯元駅の駅舎。
普段は無人駅のようですが、この日は有人でした。
駅から徒歩10分ほどで日帰り温泉の「薬師の湯」です。
リニューアルされた新しめの建物です。
泉質的にはそれほど特徴はありませんが、川のそばの良いロケーションの温泉でした。
温泉街を流れる男鹿川。
左に見えるのが旧薬師の湯です。
再び野岩鉄道に乗り、上三依塩原温泉口駅へ。
沿線には湯西川温泉駅を降りてすぐの湯の郷湯西川観光センターや中三依温泉駅を降りて徒歩数分の中三依温泉センター男鹿の湯などいろいろな温泉が楽しめる路線ですが、その中でも最も大きな温泉が塩原温泉です。
しかし駅前はなんにもない完全な山の中です。
鉄道で塩原温泉に行く場合、新幹線の那須塩原駅か宇都宮線の西那須野駅からバスというのが普通のルートです。
ここから那須塩原市営のバスで塩原温泉へ行くことが出来ます。
1日6往復ほどしかないのでおすすめできないルートですが、25分ほどで塩原温泉へ到着します。
バスを「塩原支所」で降りて徒歩5分ほどの「塩原温泉 杣の湯(そまのゆ)」へ。
ここは「かやぬき荘」という旅館が運営している日帰り温泉ですが、旅館とは別の棟になっていて、普通の日帰り温泉施設として楽しめます。
露天風呂は小さめですが、源泉掛け流しで新鮮なお湯が湯船からあふれていました。
ここから東へしばらく歩いてきます。
塩原の中心地の古町温泉の山側に、スープ入り焼きそばの有名店「釜彦」が新店舗を建設中でした。
塩原温泉バスターミナルですが、建物の表記は「塩原温泉駅」です。
上に表示されてる路線図はだいぶ古いもので、ここから鬼怒川温泉へ行けるバスルートも記されています。
塩原温泉の中心・古町は賑やかです
馬車もいました。
中心にある公営の「湯っ歩の里」という巨大な足湯施設。
これだけ巨大で足湯しか無く、しかも有料なので特に行く気にもならないんですが。
名所の七つ岩吊橋です。
吊橋からの眺め。
とても美しい川の流れです。
岩は七つどころじゃありません。
橋を渡って山側から見た吊橋。
向こうに見える建物は「ゆっくりセンター」という公営の日帰り温泉です。
以前入ったので今回はパス。
さらに歩いていくと塩原渓谷線歩道という遊歩道がありました。
川沿いを歩けるとても良い道です
しばらく行くと橋があり、ここを渡って右折すると公衆浴場の露天風呂「岩の湯」、左折すると「不動の湯」になります。
不動の湯の手前にある足湯。
不動の湯は混浴の露天風呂ですが、女性客が一人いてそれを男性陣が取り囲み、さらに湯船の外からもそれを見ているというような非常にカオスな状態で、近づけませんでした。
山の中で何やってるんだこいつらは。
遊歩道をその先へ進むと、なんと川を渡るという難所が!
歩きやすい遊歩道だと思って気楽に来たので、こんな所を渡る心構えは出来てません。
再び先ほどの橋まで引き返すことになりました。
この日最後の温泉は塩原グリーンビレッジというキャンプ場にある「福のゆ」という日帰り温泉でした。
キャンプ客などで非常に賑わっていました。
帰りは最寄りのバス停「視力センター前」からJRバス関東の路線バス「西那須野駅」行で帰りました。