中山平温泉 鳴子峡 蛇のゆ 湯吉は鳴子温泉郷の中山平温泉にある日帰り温泉です。
元は旅館でしたが、オーナーが変わり日帰りのみの施設になっています。
温泉は内湯のみですが源泉かけ流しで、湯上がりの休憩所もあってゆったりできます。
やや古臭い所もありますが、それはそれで味があり、お湯も素晴らしいので、十分楽しめる施設です。
アクセスは中山平温泉駅から徒歩21分です。
中山平温泉駅にて陸羽東線です。
鳴子温泉駅の1つ先の駅です。
中山平温泉駅は無人駅です。
だいぶ歩いて、蛇のゆ 湯吉の入口です。
徒歩で行くには有名なうなぎ湯の宿 琢琇を目指して、そこから坂を降りて行くのがわかりやすいと思います。
この看板のすぐ後ろから源泉が湧き出してて、湯けむりがものすごいです。
その先の建物に「鳴子ラドン温泉」と書かれていますが、それがかつての旅館の名前です。
敷地の入口部分はだいぶ古そうに見えましたが、緩やかな坂を降りて一番奥へ進むと、そこそこ近代的な建物が現れます。
湯吉とはどこにも書かれてないので不安はありますけど。
その左に妙な空き地がありますが、かつては「東蛇の湯」という湯治の温泉宿があったようです。
入口はごく普通の旅館ですが、フロントには券売機があって安心します。
ロビーの休憩所です。
酵素カプセルなんて物が置いてあるのが少し異様です。
右には温泉おんどるという、これまた特殊なものがあります。
フロントで浴室の場所などの案内を受けて、階段を上がって隣の建屋(本館)に向かうと休憩用の広間があります。
大広間と書かれている部屋は使われてませんが、この周辺に椅子なども有り十分ゆったりできます。
食事処はありませんが、カップヌードルの自販機はありました。
浴室は内湯のみで、6人サイズの浴槽があります。
お湯はかすかに濁っていて、ふんわりと硫化水素の香りがあります。
特筆すべきは肌触りで、中山平独特のヌルヌル感があり、美肌の湯という感じがします。
お湯は源泉かけ流しですが、高温のため加水されています。
浴槽の奥にまんじゅう蒸らしの湯の残骸、この左手の部屋はラドン浴室の残骸になってます。
(2019/04)