出湯温泉 華報寺共同浴場 (新潟県阿賀野市)

出湯温泉 華報寺(けほうじ)共同浴場は新潟県阿賀野市(笹神村)の出湯温泉にある、共同浴場です。
お寺の境内にある珍しい温泉で、出湯温泉の原点であり、新潟県最古の温泉です。
境内は荘厳な雰囲気と思いきや、ほとんど温泉客の駐車場と化しています。

内湯は４人サイズの浴槽のみで、カランもありません。
体を洗う人は端にある浴槽からお湯を汲んで、なんとか対応してるようでした。
特徴的なのは湯口で、壁に２ｍほど積まれたコケに覆われた岩になっています。
その上からは弘法大師様が見守ってます。

お湯は無色透明で特徴はありませんが、かすかに硫黄臭があり、肌への泡付きがあります。
温泉は源泉かけ流しで使用されていますが源泉の温度は40度弱という感じなので、やや温めで入りやすくなっています。
温泉を汲んでペットボトルなどで持ち帰るのは有料(1升30円、10L150円等)になっています。
それだけ持ち帰る人も多いんでしょうね。

アクセスは水原(すいばら)駅前から阿賀野市営バスの五頭温泉郷(ごずおんせんごう)線「村杉・七浦」行で21分(運賃100円)「出湯温泉」下車、徒歩数分です。
水原駅バス時刻表

水原駅にて、羽越本線です。
羽越本線は電化されてますが、ディーゼルの列車が走ってます。

水原駅です。

駅前から阿賀野市営バスに乗ります。

出湯温泉バス停です。

メインの通りを進んでいくと、一番奥に華報寺があります。
その右の建物が共同浴場です。

正面の華報寺です。
境内は共同浴場の駐車場になってます。

右を向くと華報寺共同浴場です。

建物には漲泉窟と書かれていて、これが正式名称のようです。
入口には券売機と貴重品ロッカーがあります。

脱衣所です。

脱衣所からの浴室です。

(2016/05)