加賀井温泉 一陽館は長野市松代町にある日帰り温泉です。
かつては旅館だったのですが、現在は日帰り温泉のみの営業になっている施設です。
場所は松代温泉松代荘の裏手にあります。
周囲は松代温泉という名前になっていますが、ここだけ昔の加賀井温泉の名前を使っています。
敷地に入ると左右に建物があり、左の建物で受付をして右の建物の浴室に移動します。
ちょっとわかりにくいですが、最初は係の人が丁寧に教えてくれます。
内湯は昔ながらの共同浴場の雰囲気で、脱衣所と浴室が一緒になっています。
お湯は松代荘と似た感じのしょっぱい鉄泉ですが、松代に比べると温度がぬるめです。
そして内湯の建物の入口から裸のままで外に出て、露天風呂(混浴)に向かうというのが最大の特徴かもしれません。
こんなシステムはここでしか見たこと無いです。
地元民は慣れてるようで、一番最初に行ったときは裸のおばちゃんが何も隠さずに歩いててびびりました。
露天風呂はさらに温くて、冬場はなかなか外に出られなくなります。
かなり特徴のある温泉で、マニアには人気のようです。
アクセスは長野駅善光寺口からアルピコ交通の路線バス「古戦場経由松代」行で27分(運賃650円)「松代中町」下車、徒歩17分です。
(1時間に2本程度の運行)
アルピコ交通バス時刻表
他に屋代駅(しなの鉄道)~松代~須坂駅(長野電鉄)を走る長野電鉄のバスも利用できます。
屋代駅から須坂駅行で30分(運賃400円)「松代温泉入口」下車、徒歩11分です。
1時間に1本程度の運行ですが松代駅で乗り換えが必要な便もあります。
長電バス屋代須坂線
住所 長野県長野市 松代町東条55
泉質 含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
営業 8:00-20:00
料金 300円
古戦場経由松代行きの路線バスです。
加賀井温泉の入口の看板です。
建物に向かう途中の側溝が茶色です。
右に浴室の建物があります。
受付は左の建物です。
浴室の建物の裏手に入口があります。
この入口が露天風呂への出口でもあるので、ここを裸で通ることになります。
内湯です。
非常に味のある施設です。
(2007/07)