栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉の湯めぐりに行きました。
最寄り駅のJR宇都宮線の氏家駅(さくら市)にて、宇都宮線の電車。
氏家駅です。
駅舎は東口にしか無く、西へは連絡橋で渡るようになってます。
ホームではなにやら工事中。
駅近くには蔵のようなものもあり、歴史のある街という感じがします。
「氏家雛めぐり」というイベントが開催されていて、商店の店頭などに雛人形が飾られていました。
氏家駅前から東野交通の路線バス「馬頭車庫」行きに乗車します。
このバスは宇都宮東武から出ていて、喜連川を経由して那珂川町の馬頭まで行きます。
喜連川の街の中心部「喜連川本町」の2つ先のバス停「旭橋」で下車します。
喜連川温泉は温泉街はなく、いくつもの施設が街に点在してる感じなので、まずは端のほうからスタートします。
ちなみにこれが旭橋です。
遠くにチラッと見えるのは喜連川スカイタワーです。
そこから徒歩5分ほどで、最初の目的地「喜連川温泉露天風呂(さくら市第二温泉浴場)」に到着です。
背後の大きな建物は「ハートピアきつれ川」という大きな旅館だったのですが、残念ながら閉館してます。
喜連川温泉露天風呂はその名のとおり露天風呂のみの温泉で、20人ほどが入れる大きめの露天風呂があります。
お湯は喜連川の特徴であるモール臭があり、薄茶色でしょっぱい温泉です。
おそらく喜連川で一番良いお湯なのではないでしょうか。
その後徒歩で旧・喜連川町の中心部へ向かいます。
特に温泉街っぽくない、ごく普通の商店街になってます。
一応温泉まんじゅうのお店もありましたが、この日は定休日でした。
次に向かったのは「喜連川温泉もとゆ(さくら市一温泉浴場)」です。
喜連川で最初にできた温泉施設ですが、リニューアルでまだ新しい施設です。
風呂も内湯と露天があり、シャンプー類完備でごく普通の日帰り温泉という感じです。
残念ながらお湯は循環が基本のような感じで、あまりいいお湯ではありませんでした。
もとゆの前には「民宿ゆもと」という民宿がありましたが、営業してるかどうかは不明でした。
その民宿ゆもとの前の細い道を先に進むと遊歩道になっていて、次に向かう温泉「喜連川城」への近道になってます。
山の上にあるので、しばし登っていきます。
10分弱で山の上に到着すると、町中でずっと見えてた「喜連川スカイタワー」が目の前に現れます。
3湯目は「喜連川城(老人福祉センター)」です。
お湯は源泉かけ流しで素晴らしいのですが、内湯しかない温泉でした。
ここで昼食をいただきました。
小さな食堂があり、天ぷらそばは400円とこの手の施設ではかなり安いほうでしょう。
メニュー表はもとゆ温泉と同じものでした。
喜連川城の目の前には足湯もあり、無料で入ることができます。
横は観光地の物産店のような施設もありました。
一応周辺は観光地として整備されてて、そこそこ楽しめそうな感じでした。
私は温泉にしか興味ありませんでしたが。
気になったのは山の下から登ってくる「シャトルエレベーター」という乗り物です。
見た感じは東京の王子にある飛鳥山モノレールに似た感じかなと思いました。
温泉の自動販売機もありました。
ここから次へ向かうために、車道で山を下っていきます。
途中に「喜連川温泉 さくら館」という大きめな旅館もありました。
ここは元国民年金保養センターで、日帰り入浴もできますが今回はパスしました。
10分ほど歩くと「かんぽの宿栃木喜連川温泉」があります。
そのすぐ横に別棟でかんぽの宿栃木喜連川温泉の日帰り館があり、ここが本日最後の入浴となりました。
浴室内は塩素臭が充満しており、あまりいいお湯ではありませんが、施設全体が豪華に広く作られているので、ゆったり出来ました。
帰りはここから氏家駅まで出ている無料の送迎バスに乗りました。