天然温泉かんなの湯は埼玉県の県北の神川町にある日帰り温泉です。
すぐ北に神流川が流れていて、その向こうは群馬県です。
フロントで靴の鍵と交換にリストバンドとタオルセットなどを受け取り、後精算方式です。
内湯は3つの湯船とサウナ、水風呂があります。
入口のかけ湯には「源泉」と唯一書かれていて、温泉が注がれているのはここだけです。
このかけ湯の後ろに6人サイズの浴槽があり、このかけ湯からあふれたお湯が流れてきています。
温泉は循環で利用されていて、無色透明で塩素の香りがあり、特徴はありません。
内湯で一番大きい浴槽は窓側にある10数人サイズのもので、端の方がジェットバスや電気風呂になってます。
流れ湯という名前になっていて、壁側から常に流れる湯がなんたらと説明には書かれていましたが、単に強力に循環してるだけかなと思いました。
他にいわゆるシルキーバスがありますが、シャワー何とかと変な名前が付いていました。
露天も湯船は3つあります。
一番大きいのは窓際の10人サイズの浴槽で、瞑想の湯となっています。
温度が低めということですが、私が訪れた時は適温になっていて入りやすかったです。
一番目立つのは中央にある洞窟のようなものですが、洞窟の中は椅子がいくつかある休憩所みたいになってて、趣旨はわかりません。
洞窟の入口に「本日のお湯 (空白)」と書かれているので元は変わり湯だったんだろうなと思います。
洞窟の横は浅い浴槽がありますが、水です。
その奥に打たせ湯的なものもありますが、これも水で、何がしたいのか良くわかりません。
他には2人サイズの檜風呂のシルキーバスがありました。
湯上がりには食事もできる広間やレストランなどもあり、ゆったり出来ます。
他に別料金で岩盤浴があります。
脱衣所のロッカーで私の横にいたお客さんが、簡素な施設になってこれじゃ客減るわ、と嘆いていて、なるほどなと思いました。
元々の豪華施設をコストに合わせて縮小させたのかなと思います。
かつては県営神川温泉保養センター アカシアの湯という県営の施設でしたが赤字で撤退しました。
経営者は2度変わって現在は七福の湯などを運営する長野県の本久がオーナーとなっています。
アクセスは本庄駅南口から朝日バス「神泉総合支所」行で25分(運賃560円)「神川中学校前」下車、徒歩17分です。
八高線の丹荘駅からは駅から徒歩4分の「丹荘駅入口」から上記のバスに乗ることが出来ます。
住所 埼玉県児玉郡神川町小浜1341
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
営業 10:00-22:00など 第2火休
料金 平日780円 土日祝880円
Web http://www.kannanoyu.com/
本庄駅にて高崎線です。
本庄駅南口です。
駅前から朝日バスの路線バスに乗ります。
最寄りの「神川中学校前」バス停です。
最寄りと言っても温泉までは結構歩きます。
バス通りから道を逸れて、のどかな道を進んでいきます。
看板です。
かんなの湯です。
入口です。
フロント付近です。
屋根が高めで快適な印象です。
左側が浴室など、右側に休憩所などがあります。
奥にリクライニングシートが並んでます。
右の廊下を進むと壁に漫画の本棚が並んでます。
右奥に大広間です。
かんなの湯の周囲は公園として整備されています。
神川ゆ~ゆ~ランドという広めの公園のようですが案内板が白い紙で目隠しされているので、営業はしていないのかも。
(2016/02)