百合居温泉は長野県の栄村にある公衆浴場です。
周囲は田んぼというような所にあるプレハブの素朴すぎる温泉です。
無人の施設なので、入口のポストに200円を入れて入館します。
まず驚いたのは脱衣所の暑さだったりします。
猛暑日でクーラーもないプレハブの暑さを思い知らされます。
浴室に入るとクーラーがついてるのか?と思うほどの涼しさを感じますが、ただ窓が開いてるだけです。
脱衣所と浴室の気温差マジックでした。
涼しさに慣れると次に気づくのは石油の香りです。
お湯はほぼ透明なのですが、お湯の匂いを嗅ぐと石油の香りがします。
茶色い湯花も舞う、素晴らしい温泉です。
浴室は内湯のみで浴槽は6人サイズのが一つあるだけです。
2013年にリニューアルして新しめの浴室ですが、公衆浴場らしく非常にシンプルです。
源泉の温度は少し低いので、加温してかけ流しで使用しているようですが、夏だからか温度は結構熱めに感じました。
時折石油とは違う灯油の臭いもして来ますが、加熱用でしょうね。
湯上がりにはちょっとした休憩所もあります。
アクセスは横倉駅から徒歩12分です。
横倉駅にて、飯山線です。
横倉駅です。
建て替えられて、まだ新しい駅舎です。
途中千曲川(信濃川)を渡りますが、その向こうにJAの建物群が見えてきます。
百合居温泉は裏手なので、見えません。
JAの敷地を横切って裏の道へ向かうと、突然現れるプレハブ。
これが百合居温泉です。
ここまで看板など一切無いので、知らないとわかりません。
入口です。
入口の料金箱に200円を入れて入館します。
入口には貴重品ロッカーもありました。
ちょっとした広間があるので、休憩もできます。
ジュースの自販機はJAまで行かないとありません。
(2014/07)