百目鬼(どめき)温泉は山形県山形市にある日帰り温泉です。
山形の中心部からはちょっと離れた、田んぼの中にあるような施設です。
入口の券売機で券を買ってフロントに渡して入館します。
脱衣所にロッカーはなく、貴重品はロビーのロッカーを使用します。
内湯は10人サイズの浴槽があります。
お湯は濁りのある薄緑色で、舐めるととてもしょっぱい温泉です。
室内は何らかの温泉の香りがありますが、最初は何なのかよくわかりませんでした。
実際のお湯を嗅ぐと鉄の香りと硫黄の香りがしますが、やや鉄の方が勝ってるという感じです。
湯口から香りを嗅ぐと、濃厚な硫黄の香りのみがあります。
温泉成分の塩分が高めなためか、壁には入浴は3分以内でと掲示されています。
この手の高濃度の温泉は日本海側で数多く出会ってますが、このように掲示されてるのは珍しいなと感じました。
実際10分以上は入浴してましたが、入浴後はずっしりと体が重い感じです。
露天は10数人サイズの湯船があります。
立ち上がると壁の向こうの畑と遠くの蔵王連峰が見えて、のどかな雰囲気です。
まず露天に出て驚くのが、足元にお湯が流れてくることです。
湯船から溢れ出たお湯が大量にこちら方向へ流れ出てきています。
源泉かけ流しの温泉で、湯量も豊富なようで素晴らしいです。
湯上がりはフロントに椅子と机のスペースがあるので、そこそこ休めます。
休憩用の広間は別料金になってるのが山形スタイルという感じです。
平日の朝訪れましたが、地元のお客さんばかりのようでした。
アクセスは山形駅東口から山交バス「長井市役所前」行で15分(410円)「二位田」下車、徒歩10分です。
あるいは山形駅西口から山交バス「柏倉」行で22分(470円)終点の「柏倉」下車、徒歩15分です。
いずれにしても本数は少なめです。
山交バス時刻表
山交バスはグーグルマップに対応してるので、マップで経路検索するだけでバスルートも表示してくれるので便利でした。
山形駅にて山形線です。
山形駅西口です。
西口の駅前にある高層ビル「霞城セントラル」の前のバス停から、山交バスに乗ります。
終点の「柏倉」バス停付近です。
しばらくのどかなところを歩きます。
市街地で一番高い建物が霞城セントラルです。
建物の屋根に「百目鬼温泉」と書かれています。
看板です。
百目鬼温泉です。
左側は併設の蕎麦屋と農産物の直売所です。
入口です。
館内のロビーです。
かなりコンパクトな施設です。
(2015/11)