電車・バスで行ける日帰り温泉

羽越本線の温泉めぐり 新庄→余目→新発田 (2015年9月)

温泉日記

新庄駅
前日の陸羽東線の旅の続きです。
早朝の新庄駅です。


まずは陸羽西線の酒田行に乗ります。
左にいるのは奥羽本線の秋田行です。


列車は最上川に沿って走るので、川の流れが楽しめます。
天気が悪いのが残念ですが。
陸羽西線は新庄から余目・酒田まで運行してる路線ですが、駅近くで日帰り温泉はありません。
調べたら清川駅から徒歩20分ほどに松山温泉観音湯という旅館があるようです。
日帰り入浴も可能ですが、時間の都合でパスすることにしました。

余目駅
余目駅に到着しました。

余目駅
余目駅です。


駅から徒歩8分で庄内町ギャラリー温泉 町湯です。
新しめの日帰り温泉です。


そのすぐ横には怪しげな城があります。
ビルの上に乗っかるような感じで、羽越線の車窓からも見えます。
ここはかつて余目温泉梵天の湯があったのですがだいぶ前に廃業していて、その源泉は町湯で使われています。


ここから羽越本線の鶴岡行で南下します。
この辺から天候も晴れていい気分です。


あまり本数のない路線なので、とりあえず2つ先の鶴岡で次の新潟方面の列車を待つことにします。

鶴岡駅 リニューアル
鶴岡駅の駅舎です。
2014年にリニューアルしてモダンな感じになってます。

東京第一ホテル鶴岡
鶴岡駅近くの日帰り温泉を検索するとスパ・サウナ スオーミというのが出てきます。
駅横のビジネスホテル東京第一ホテル鶴岡の最上階にある温泉施設で、駅近で便利だけど高い(2000円ぐらい)のが特徴です。
良さそうな施設なら入ってみようかなと行ってみたけど、どこにも温泉の看板がなくて、積極的に日帰りを受け付けてない感じだったので残念ながらスルーしました。


続いて羽越本線の村上行に乗ります。
新潟支社のボロボロの気動車です。
この辺の鉄道は電化されてますが、村上あたりで交流と直流が切り替わる関係で、高価な交直流車両を使わずにディーゼル列車を使っているそうです。


途中から車窓は海が続きます。
天気がいいので海も良い色に輝いてます。
遠くにうっすら見えるのは粟島です。


山形県鶴岡市から新潟県村上市に入り、勝木駅で下車します。


勝木駅は小さな無人駅です。
ガツギと読みます。


駅から徒歩5分で勝木ゆり花温泉 ゆり花会館です。
公営の日帰り温泉で、食事施設などはありませんがゆったり出来ます。


続いて訪れたのは駅の反対側にある山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」です。
廃校になった中学校を活用した研修・宿泊施設で、日帰り入浴も出来ます。
かなり地味な施設ですが、お客さんもいなくてゆったり出来ました。


勝木駅からちょっと海側に出るとでかい岩が見えます。
逆光で写りは最悪ですが。
この一帯は笹川流れという景勝地で、このような光景がたくさん見れます。


再び勝木駅から羽越本線の村上行で南下します。


村上駅で新潟行にのりかえ、新発田駅に到着です。
新発田駅から新津方面が羽越本線で、新潟方面は白新線ですが、ほとんどは羽越本線ではなく白新線の方に進んでいきます。

新発田駅 リニューアル
2014年に外観がリニューアルされた新発田駅です。
城下町っぽいシックな色合いにしたんだと思いますが、デイリーヤマザキの派手な色合いがちょっと邪魔かも・・
新潟地区は駅のコンビニがニューデイズじゃなくてヤマザキが入ってるところが結構あって、新発田以外にも豊栄、亀田などが思い当たります。


今回の旅の最後の温泉は、駅から徒歩27分の新発田温泉 あやめの湯となりました。
露天風呂がないのが残念ですが、とても泉質の良い温泉です。

E129系
最後はこれで新潟に向かいました。
新潟地区で2014年から登場したE129系という電車です。
ボロボロの中古列車が走りまくる新潟地区に似つかわしくない新車です。

E129系
内部は新車の匂いがします。
ちょっと首都圏っぽい車両なのが嬉しくもあり悲しくもあり。