鉛温泉 藤三旅館は岩手県花巻市にある温泉旅館です。
日帰り入浴も広く受け付けているので、気軽に入浴できます。
館内には4種類の浴室があり、それぞれ個性的な浴室を湯巡りできます。
温泉は全て源泉かけ流しで使用されています。
特に浴槽の底から源泉が湧き出ている「白猿の湯」が特徴的です。
アクセスは花巻駅から岩手県交通「新鉛温泉」行のバスで32分「鉛温泉」下車、徒歩数分です。
訪問:2022年12月
最寄駅
東北本線・釜石線 花巻駅 (バス32分+徒歩数分)
住所
岩手県花巻市鉛中平75−1
泉質
単純温泉
営業
7:00-21:00
料金
800円
Web
https://namari-onsen-ryokan.com/
花巻駅にて東北本線です。
花巻駅です。
駅舎は東側にあります。
岩手県交通の路線バス「新鉛温泉行」に乗ります。
花巻南温泉峡を巡るバスです。
鉛温泉バス停で下車します。
かつては花巻電鉄が走っていて、駅があったようです。
その先に看板があるので、右折して坂を下っていきます。
旅館部と湯治部の分かれ道で左の旅館部へ進むと、藤三旅館があります。
なかなか立派な建物です。
館内はレトロな雰囲気です。
浴室は4種類ありますが、男女別や混浴など時間帯が細かく指定されていて、事前にちゃんと調べておいたほうが良さそうです。
まずは左へ進んで白糸の湯へ向かいます。
白糸の湯は内湯のみの素朴な浴室です。
案内には半露天と書かれていましたが、冬だからか完全な室内の浴槽です。
窓の外には白糸の滝が見えます。
滝の流量はありませんでしたが、風情はあります。
お湯は無色透明で香りはありませんが、浴室内は硫黄か炭のような香りが漂ってました。
次は左に向かい、桂の湯です。
男女別の浴室になっているので、日帰りでも時間を気にせず入れます。
内湯と露天に浴槽がありますが、露天の下の川沿いにも小さな浴槽があるのが特徴です。
川を間近に見ながら入浴できるのが素敵でした。
お湯は炭のような香りでした。
最後は名物の白猿の湯です。
入るといきなり浴室で、階段を降りると浴槽の横に脱衣所があるクラシカルな構造です。
浴槽は「日本一深い岩風呂」となっていて、立って入浴するスタイルになっています。
浴槽の底から源泉が湧出しているのが珍しいです。
旅館なので充実した休憩所などはありませんが、随所に休憩スペースはありました。