飛騨まんが王国 宮川温泉 おんり~湯は岐阜県飛騨市の富山との県境付近にある日帰り温泉です。
飛騨まんが王国(まんが図書館&宿泊施設)に併設された温泉です。
建物がいくつも並んでいて、ちょっと戸惑います。
どれも廃墟っぽくも見えますが、派手な黄色のまんが王国の建物には明かりが灯ってるので、入口はココだろうと行ってみると、入口がありません。
左側にあるカフェテリアに入口の案内があり、外の通路をつたっていくと、温泉の入口を発見します。
館内は全体的に薄暗く、すごく寂しげな雰囲気です。
浴槽は内湯のみで、2つの中浴槽とサウナがあります。
奥の窓側の浴槽は窓からの光も入るので、明るく清潔そうな浴槽ですが、なんとこちらは沸かし湯の浴槽です。
手前側の浴槽は形がいびつで、壁に阻まれて暗くて清潔感の無い浴槽ですが、こちらが温泉の浴槽になっています。
6人サイズでジェットバスやバブルバス、湯底からの撹拌もあり、あまり落ち着かない浴槽です。
お湯は薄黄色で少し濁りがあるように見えますが、温泉は循環で使用されています。
壁の上部からお湯が滴り落ちてくる演出がされていて、これは立派だと思いますが、何か色々と欠点が多いのが残念です。
湯上がりは広間があり、ゆったりできます。
まんが図書館とセットのコースで入館すると、湯上がりに漫画が思う存分読めると思います。
すぐ横はカフェテリア白木ヶ峰ですが、営業時間はだいぶ短いようでした。
アクセスは杉原駅から徒歩7分です。
住所 岐阜県飛騨市宮川町杉原116
泉質 低張性弱アルカリ性低温泉
営業 10:00-21:00 木休
料金 600円
Web http://www.miyagawa.org/
杉原駅にて、高山本線です。
杉原駅です。
列車は1日8往復ほどしか来ない不便な駅です。
杉原駅は集落のあるところから、一段低い位置に建ってます。
まずは階段を登りますが、そこに看板もあって安心します。
しばらく集落を進むと看板があります。
高台の黄色い屋根が目的地です。
高台から見た駅付近の集落です。
飛騨まんが王国です。
建物はL字型に並んでいて、その右側部分です。
まんが図書館が目立ってますが、ここに入口はありません。
この右には白木ヶ峰スキー場跡地があります。
左側部分の灰色の洋館が温泉です。
青い屋根のカフェテリア白木ヶ峰から外の通路を通って行きます。
右のいかにもエントランスっぽい施設は機能してません。
入口です。
フロント付近です。
脱衣所入口です。
この右に屋内プールがありますが、訪れたときは真っ暗で営業してませんでした。
休憩所です。
そんなに広くはありませんが、人が全然いないのでゆったり出来ました。
館内は全体的に薄暗いです。
まんが図書館の前にあった謎のモニュメントバブルの墓。
バブルで消え去ったジャパンドリームが、日本列島の真ん中のここに眠ってるようです。
(2016/12)