4月に入り、上越市高田公園では恒例の観桜会が始まりましたが、3月の温泉日記です。
長野県の野沢温泉に行きました。
野沢温泉はうちから直線距離だと妙高高原ぐらいの場所にあるのですが、そんな直線の鉄道ルートはないので、信越線で妙高高原を通り越して、まず豊野駅(長野市)へ向かいます。
豊野駅は2008年2月に駅舎が橋上化されました。
ここ最近の新潟市近辺の新駅舎と比べると、ちょっとちゃちな感じがします。
豊野駅からは飯山線で戸狩野沢温泉駅へ向かいます。
まだまだ雪深いです。
戸狩野沢温泉駅からは路線バスで15分ほどで野沢温泉村に着きました。
まずは温泉街の中心にある大湯で初野沢を味わうことにしました。
カッコイイ建物です。
浴室はこのような感じで、共同浴場らしく非常にシンプルです。
浴槽は奥が熱湯、手前が温湯と分けられてはいるのですが、手前も相当に熱いです。
水をジャブジャブと入れまくって、何とか入浴できました。
お湯は軽く硫黄臭・硫黄味があり、非常に良いお湯です。
しかしとにかく熱いので、長湯が出来ないのが残念です。
大湯通りから少し降りたところに、また共同浴場「河原湯」を発見しました。
発見したからには入らねば、と入りましたが、こちらはホントに熱い。
水をジャブジャブと10分ぐらい入れたでしょうか。
なんとか肩まで浸かったものの、30秒ほどでギブアップでした。
早くも2湯目で湯疲れしてしまいました。
その後、名所の「麻釜(おがま)」を見ました。
100度の源泉がコンコンと湧き出ています。
まぁ見た目は四角い湯船がいくつか並んでるだけのような感じで、何ともコメントしづらいです。
それよりもこの温泉街、観光客が全然いないんですけど。
みんなスキーに行ってるのかな。
次は有料の「温泉健康館のざわ」へ向かいました。
いわゆるスーパー銭湯的な施設で、しかも入退場自由なので、湯巡りで湯疲れしたときにゆったりできます。
草津温泉で言えば「大滝の湯」のようなモノを私は想像していて、あそこは常に大混雑で大広間も居場所が全然無くてゆったり出来ない施設なのですが、ここは大広間にはマッサージのおじさんしかいなくて、もう天国のようです。
お風呂は野沢温泉にありながらも掛け流しではなく循環と聞いていたので期待していなかったのですが、露天風呂のお湯の白さに驚きました。
白くなるのは実際は硫黄泉が新鮮さを失ったからで、本当は良いお湯ではないらしいのですが、そんな知識はもうどうでも良いです。
お湯が白いと、いかにも温泉という感じで、何か嬉しくなりますね。
源泉は「真湯」だと言うことで、そちらへ向かうことにしました。
坂を下りて坂をだいぶ登ったところにある「真湯」です。
お湯はやはり白ではなく、薄い緑色で、黒い湯花がうじゃうじゃと浮遊していました。
最後は野沢で唯一の温い源泉の「熊の手洗湯」へ。
お湯は40度ほどで入りやすかったです。
ただ、地元の方がたくさんいて、若干混み合ってました。
最終的に無料の公衆浴場は4湯ほど巡っただけで力尽きましたが、残る9湯もいつか入浴してみたいものです。
しかし、この熱さは何とかならないものか。。