瀬見温泉共同浴場 せみの湯は山形県北部の瀬見温泉にある共同浴場です。
かつては非常にシンプルな共同浴場でしたが、2016年にリニューアルしました。
以前同様の無人施設ですが、露天風呂も出来て近代的になってます。
入口の前には足湯も出来ていて、湯上がりにゆったり出来ます。
入館すると男女の脱衣所の手前にロッカーがあります。
脱衣所にはロッカーがないので、貴重品などはこちらに預けます。
脱衣所前にはコイン式の自動ドアがあり、400円を入れるとドアが開きます。
内湯は4人サイズと6人サイズの浴槽が並んでいて、あつい湯とぬるい湯になっているようですが、どちらもそこそこ熱いです。
源泉が壁の上の方から竹を伝って温度を下げるような仕組みになっていますが、それでも熱くて水道水が投入されています。
カランにはシャンプー類がありません。
以前はカランすら無かったわけですから、大幅なバージョンアップです。
露天は2人サイズの小さめの浴槽です。
お湯は内湯(5号源泉)と露天(1号源泉)で違う源泉が使われていて、露天の方が硫黄の香りが濃い目に感じました。
他に名物のふかし湯もあります。
私は利用しませんでしたがサウナ?的な物のようです。
私が訪れたときは浴室は結構混雑していて、以前の寂しい施設とは全く違う雰囲気になっていました。
以前のほうが好きなマニアも多そうですが、私は純粋にキレイな風呂が好きなので、とてもいいリニューアルだと思います。
アクセスは瀬見温泉駅から徒歩11分です。
瀬見温泉駅にて、陸羽東線です。
瀬見温泉駅です。
駅前の道を進んでいくと、瀬見温泉が見えてきます。
観松館という大きな旅館の先に喜至楼という老舗旅館があります。
工事中の所は旧共同浴場があった場所です。
その横にせみの湯があります。
入口に足湯があり、硫黄の良い香りが漂っています。
入口です。
館内です。
脱衣所の入口のドアは400円を入れると開きます。
旧施設と同様のシステムですが、これを継承するとは思わなかった。
脱衣所です。
脱衣所にふかし湯があります。
小国川の対岸から見た、せみの湯です。
川から湯気が出ている所に、薬研湯という岩風呂があります。
完全な野天風呂なので入る勇気はありませんが。
(2016/10)