花輪線で日帰り温泉巡りをしてきた時の日記です。
花輪線は岩手県の盛岡駅から秋田県の大館駅までの路線で、今回は大館から南下する感じで乗車してきました。
前日に秋田内陸縦貫鉄道で秋田県を北上し、宿泊したのは大館駅前のロイヤルホテル大館という所です。
この左側に飛び出してる部分が浴室になっていて、源泉掛け流しの温泉が使用されています。
ホテルからは大館駅が見えました。
手前の空き地は同和鉱業(小坂製錬)小坂線の駅がありましたが、だいぶ前に廃線になっています。
さっそく朝から花輪線に乗り込みます。
まずは大館から1駅だけ乗車して、東大館駅で下車します。
東大館駅です。
一応大館市の中心市街地に一番近い駅ですが、駅に止まる列車は少ないです。
駅から23分も歩いて、この日の1湯目は大館東台温泉 東の湯です。
街中にある日帰り温泉で、新しくて綺麗で快適でした。
花輪線は本数が少なくて次の列車まで時間があくので、次の温泉までは路線バスで行くことにします。
東の湯近くの鳳鳴高校前バス停から秋北バスに乗ります。
扇田川端で下車します。
バス停から徒歩10分ほどでひない温泉 比内の湯です。
先ほどの東の湯とは違って、一段とローカルな場所にあります。
徒歩5分ほどの扇田駅から、再び花輪線に乗ります。
また1駅だけ乗って大滝温泉駅で下車します。
大滝温泉駅です。
駅から徒歩9分で大滝温泉 湯夢湯夢の湯です。
かなり淋しげな立地で、営業してるのか不安になります。
露天風呂です。
温泉はかけ流しの本物ですが激熱でした。
大滝温泉は数軒の旅館がある温泉地なので、一応ウロウロしてみました。
まずは中心部と思われる所にある鶴癒の足湯を目指しました。
が、お湯が抜かれてました。
まぁ観光客っぽい人全然見かけない温泉地なので、特に影響はないでしょうね。。。
遠目に見て一番大きな建物は大滝グランドホテルです。
だいぶ前に潰れた廃墟ですけど。
川の方から見た大滝グランドホテルです。
1996年廃業で、その頃から時が止まっているようです。
気になったのはその対岸にある城のような旅館。
こちらもだいぶ前に落城しているようです。
新たな城主は現れなかったのか。
再び花輪線に乗って先に進みます。
米代川に沿って走るところなどもあって、景色が良いです。
花輪線は十和田南駅で謎のスイッチバックがあります。
だいぶ乗って湯瀬温泉駅まで来ました。
湯瀬温泉駅です。
こちらも温泉地の駅ですが、やっぱり廃れた感じです。
湯瀬渓谷が名所のようです。
湯瀬ホテルが異常に目立ってます。
これだけ巨大です。
そのホテルの目の前にあるのが湯瀬温泉 湯瀬ふれあいセンターです。
大きな建物っぽいですが浴室は狭めで、普通の共同浴場です。
次は2駅戻って陸中大里駅です。
鹿角花輪駅の隣の駅です。
この日最後の温泉は、徒歩7分の五の宮のゆです。
旅館併設で浴室も広めの快適な温泉でした。
露天のお湯がぬるいのが特徴的でした。
最後に1駅戻って、この日の宿泊地の鹿角花輪駅です。
駅前の旅館に1泊します。
花輪線という名前にもなってるぐらいで、花輪は大館と盛岡の間では一番栄えてる街で、中心部の商店街のアーケードもなかなか立派です。
あんまり人はいませんでしたけど。
次の日は早朝から温泉へ向かいます。
駅から徒歩11分で花輪温泉 ゆたろうです。
市街地にある温泉公衆浴場です。
結構立派な施設で、早朝から安価で温泉に入れるのは素晴らしいです。
再び鹿角花輪駅です。
駅舎内です。
立ち食いそば屋さんがあるのが嬉しいです
朝飯に三食そば(400円)をいただきました。
生卵・油揚げ・蒲鉾で三食でしょうか。
揚げ玉と葱も載っててお得です。
味付けはちょっと薄めでした。
再び花輪線に乗ります。
乗客はほとんどいませんでした。
なんで花輪線って2両編成なんだろう。
しばらくは山の中を走る感じで、渓谷なんかもあって景色が楽しめます。
ただ、これ以降は駅近くに温泉が無いのでスルーです。
というわけで2日かけて、終点まで花輪線を乗り通しました。
まぁ実際は東大館~扇田はバス利用でしたから全線踏破はしてませんが、乗り潰しが趣味ではないのでこれで良し。
立派な盛岡駅です。
まだまだ帰るには時間があるので、少し寄り道します。
東北本線の一ノ関行きに乗ります。
一ノ関駅です。
一ノ関駅はホームに立ち食いそば屋さんがあります。
ホームにある立ち食いそば屋さんてだいぶ減ってますよね。
大宮以北の東北本線では、小山・宇都宮・一ノ関だけなので希少です。
昼飯に天ぷらそば(400円)をいただきました。
天ぷらは野菜のかき揚げにエビが乗ってるのが特徴です。
汁はしょっぱ苦い感じです。
最後に向かったのは一ノ関駅からバス14分と徒歩数分のイチノセキ温泉 願叶乃湯です。
やや小規模な日帰り温泉でした。