飯田線に乗って日帰り温泉めぐりをしました。
飯田線は東海道本線の豊橋駅(愛知県)から飯田駅(長野県)を経て辰野駅(長野県)へ向かうJR東海の路線です。
山の中を走るローカル線で、長大な路線と駅数の多さが特徴です。
まずは豊橋から1時間20分ほどの湯谷温泉駅です。
あいにくの雨模様でした。
元旅館だったらしく、大きめの駅舎ですが無人駅です。
駅前に地図があるので、それにしたがって日帰り温泉へ向かいます。
地図を見ると賑やかそうな温泉街ですが、実際はとても静かです。
8分ほど歩いて鳳来ゆ~ゆ~ありいなです。
公営の日帰り温泉で、ゆったり出来ます。
続いてだいぶ戻って、駅を出て右側にある炭焼料理 露天風呂 ゆかわに向かいます。
※ 現在は閉館しています
入口です。
建物が川沿いにあり、道路より1段下がった所にあります。
食事処に併設で、風呂は露天風呂しかない施設ですが、これがなかなか素晴らしい。
平日の午前中ということもあり、誰もいない露天風呂を満喫できました。
続いて3駅進んで三河川合駅です。
山あいの静かな集落の中にある無人駅です。
雨の中14分ほど歩いて名号温泉うめの湯です。
周辺は梅の産地ということで、うめの湯という名前になっています。
泉質的にはあれですが、山の中の静かな日帰り温泉でした。
次は19駅も進んで、平岡駅です。
愛知県から静岡県を経て、長野県に入りました。
平岡駅は駅舎自体がふれあいステーション龍泉閣という施設になっていて、改札が2階で、最上階の4階が日帰り温泉になっています。
1階は飲食店、3階は宿泊施設です。
日帰り温泉はだいぶ簡素な無人施設で、休憩施設も無かったのが残念。
温泉もローリー温泉です。
この日は4湯で終わりにして再び飯田線に乗り、飯田駅を目指します。
夕方は車内がかなり空いてました。
飯田線の南半分は天竜川沿いに進む風光明媚な車窓が特徴ですが、この日は天気が悪くて残念な感じです。
次の日の朝の飯田駅です。
赤い屋根が印象的です。
駅前通りです。
この辺りではそこそこ大きな都市です。
ちなみに宿泊したのはちょっと駅から離れてますが、民宿若松という安宿。
理容店(マウス)に併設された民宿です。
有名なネズミがいますが大丈夫なんでしょうか。
駅から18分ほど歩くと、天空の城三宜亭本館です。
温泉旅館ですが日帰り温泉もやってます。
地図で見ると三宜亭は飯田駅よりも鼎駅の方が近く見えるので、鼎駅を目指してみます。
飯田の市街地は高台にあるので、急坂を下っていきます。
坂を下ると、飯田の市街地がだいぶ高台にあるのがわかります。
これは駅から歩くのは大変です。
鼎駅です。
読めないし書けない駅名です。
再び飯田線に乗ります。
南方向へ2駅戻って、伊那八幡駅です。
ちょっとモダンな駅舎ですが、無人駅です。
この日2湯目は、伊那八幡駅から徒歩19分のほっ湯アップルです。
飯田市の公営の温泉で、泉質も予想外に良かったです。
続いて飯田線にだいぶ乗って北上します。
途中駒ヶ根駅で乗り換えがありました。
伊那八幡駅から3時間程かけて、伊那新町駅です。
飯田線の北半分は、駅近の温泉がほとんどありません。
今回の旅の最後の温泉は、伊那新町駅から徒歩11分のたつの荒神山温泉湯にいくセンターです。
地元民に愛される、辰野町の公営の温泉でした。
最後はスーパーあずさに乗るために岡谷駅へ。
今回は2日間かけて7ヶ所の温泉をめぐることが出来ました。
飯田線の駅近の温泉を全部回ろうと計画したのですが、天竜峡駅の天竜峡温泉交流館に行けなかったのがちょっと心残りとなりました。