電車・バスで行ける日帰り温泉

会津鉄道・野岩鉄道の温泉めぐり前編 栃木→芦ノ牧温泉 (2015年4月)

温泉日記

栃木駅
早朝の栃木駅です。
2015年のゴールデンウィークに、会津へ温泉めぐりをしてきました。

栃木駅
関東から会津へ行く場合、新幹線などJRを使っていくのが普通ですが、その裏ルート的な東武鉄道→野岩鉄道→会津鉄道で乗り降りしながら会津まで往復します。

栃木駅
まずは東武日光線の東武日光行に乗ります。

新藤原駅
下今市で会津田島行に乗り換えて、東武鉄道と野岩鉄道の境界駅である新藤原駅で一旦降ります。
栃木駅からここまで1時間20分ほどかかりました。

野岩・会津全線フリーきっぷ
ここで野岩・会津全線フリーきっぷを買いました。
2日間有効のお得な切符です。

会津田島駅
1時間10分で終点の会津田島駅に到着しました。
ここまでが電化されてるので、東武浅草からの直通の快速もやって来ます。

会津田島駅
駅の横にはSLもいました。
会津は春が遅いので、桜も咲いていて綺麗です。

弥五島駅
会津田島から6駅乗って、弥五島駅です。

弥五島駅
周囲に畑の広がる、田舎の素朴な駅です。

弥五島駅
でも駅舎はなかなかセンスが良くて、デザイン的に凝った建物です。

弥五島温泉 郷の湯
駅から徒歩3分で本日1湯目の弥五島温泉 郷の湯です。
ちょっと地味だけど、駅から近くて快適な温泉です。

塔のへつり
列車の本数が少なくて時間があくので、隣の塔のへつり駅まで歩きます。
駅名はひらがなですが、漢字では岪(へつり)と書きます。

塔のへつり
駅を通りすぎて、みやげ物屋がならぶスペースに到着。
温泉からは30分ぐらい歩いてます。

塔のへつり
その先に観光名所の塔のへつりがあります。

塔のへつり
岩のへつり具合が良いですね。
使い方多分間違ってるけど。

塔のへつり
随所で崩落してて、歩けるスペースはそんなに無かったです。

塔のへつり
上の展望台から。
とても良い眺望です。

塔のへつり駅
再び塔のへつり駅から会津鉄道に乗ります。

塔のへつり駅
塔のへつり駅は林の中にある無人駅です。

湯野上温泉駅
1駅隣りの湯野上温泉駅です。

湯野上温泉駅
珍しい茅葺屋根の駅舎です。

湯野上温泉駅
正面から。

湯野上温泉駅
すぐ横に足湯もあって、駅周辺は賑わってます。

湯野上温泉駅
でもみんな温泉街には行かないで、バスに乗って大内宿に行ってしまいます。

ホテル大島
湯野上温泉にはいわゆる日帰り温泉は無いので、旅館の立ち寄り湯を利用することにします。
徒歩数分のホテル大島です。
駅から一番近くて、貸切で入浴できて良かったです。

湯野上温泉
駅周辺は温泉街ではないので、徒歩15分ほどで温泉街のエリアに来ました。

湯野上温泉
だいぶ静かな通りですが、立派な民宿が並んでます。
どこも民宿を名乗ってますが、普通の温泉宿だと思います。
日帰り歓迎な宿を探してみたのですが全然見つかりません。

藤の湯えびす屋
結局駅前まで戻り、藤の湯えびす屋で入浴。

藤の湯えびす屋
露天風呂のみですが景色が良い温泉でした。

芦ノ牧温泉駅
続いて湯野上温泉駅から3駅乗って芦ノ牧温泉駅です。

芦ノ牧温泉駅
猫の駅長さんがいることで有名な駅ですが、みんな列車じゃなく車でこちらを訪れてるようです。

芦ノ牧温泉駅
駅の横にはなんかの車両がいます。

芦ノ牧温泉駅
駅名が温泉ですが、実際の温泉まではかなり遠いです。
芦ノ牧温泉まではバスで10分..
のはずでしたが、バス時刻の平日と休日を読み間違えてて、乗るはずだったバスが来ない。
しょうがないので、歩いて行く事にしました。

芦ノ牧温泉
途中、目的地のおみやげセンターの看板がありました。
昭和な雰囲気の看板にワクワクします。

芦ノ牧温泉
徒歩50分ほどかかり、芦ノ牧温泉付近まで来ました。
奥にある芦の牧橋の向こうが温泉街で、その手前にドライブインが並んでます。

芦ノ牧温泉
その内のおみやげセンター内にあるのが日帰り温泉のドライブ温泉です。
非常に味のある年季の入った温泉ですが、芦の牧で日帰り温泉はここだけです。

芦ノ牧温泉
芦の牧橋の北側の景色です。
目立つ旅館は「大川荘」
下を流れるのは阿賀川で、この辺では大川と呼ばれています。
さらに下流の新潟では阿賀野川になります。

芦ノ牧温泉 廃墟
この大川荘のすぐ下に、ボロボロの廃墟のような建物があるのが気になります。

芦ノ牧温泉
反対の南側の景色です。
正面にある「新湯」という旅館に宿泊しました。

芦ノ牧温泉 廃墟
ここでも気になるのは新湯のすぐ下にある廃墟。
こんな所に道はないので、どうやって行くのかもよくわかない場所に立ってます。

芦ノ牧温泉
その新湯から見た、芦の牧橋方向の景色です。
左下の建物群も廃墟っぽい。

芦ノ牧温泉
温泉街を散策してみました。
やってるのかどうかわからないデパートがあります。

芦ノ牧温泉劇場
意味はわからないけど関西ヌード専門の芦ノ牧温泉劇場。
閉館してそうな雰囲気だけど、夜はちゃんと電気ついてました。
「ヤングの間でも大人気!」とか書かれてますし、繁盛してるのでしょう。
ヤング..

芦ノ牧温泉 足ポッポ
中心部にある足湯「足ポッポ」です。
周囲が崩れかかっててボロボロですが、ちゃんと温泉が注がれています。

芦ノ牧温泉
綺麗な散策マップが随所に掲示されているのは便利です。
左上の芦ノ牧温泉広場のすぐ下に「あしすぱ湯乃華苑」というのがあり、事前の調査では日帰り入浴歓迎の雰囲気だったので、行くことにしました。

芦ノ牧温泉 あしすぱ湯乃華苑
しかしどうにも見あたらない。
この建物の辺りなんだけど、何も看板がない。

芦ノ牧温泉 あしすぱ湯乃華苑
裏へ回ると湯乃華苑の文字を消した跡がありました。
あぁ。

芦ノ牧温泉 ホテル竹泉
そもそもの温泉広場ってのが、廃墟(ホテル竹泉)の横の駐車場にしか見えないのがなんとも。
いい具合に廃れてるけど、いろいろと興味深い温泉街でした。
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