
梅雨明け後の高崎駅。
天気予報は悪いのですが群馬県北部の温泉へ出かけます。

まずは高崎駅2-4番線ホームのたかべんで朝飯。

かき揚げそば350円です。
汁はしょっぱくやや苦めで、そばのつるつる感がやや少ないかな。
箸が割りばしじゃなくプラスチックなので、歯にガチガチ当たって食べにくい。

上越線で沼田駅に向かいます。

沼田駅の駅舎です。
渋川と水上は下車した事がありましたが、その間にある沼田は初の下車です。

駅前にあるバス停から老神温泉経由の戸倉行の関越交通のバスに乗ります。
正確には「鳩待峠行バス連絡所」という所が終点のようです。

老神温泉バス停です。
観光客らしき人たちが複数乗ってましたが、ここで降りたのは私のみ。

まずはぶらっと歩いてみます。
老神の中心部っぽいところに出てきましたが、潰れた巨大ホテルの前に潰れたみやげ店や旅館があり、この温泉街の現状を物語っているようです。
非常に静かな温泉街です。

元飲食店でしょうか、なかなか素晴らしい建物もあります。
ロケーションもすごく良いです。

「美人座」というヌード劇場がありました。
かつては賑わっていたんでしょうね。

さらっと回った後、目的地へ向かいます。
カッコイイ赤い橋を渡ります。

橋の上から見た老神温泉街。

橋を渡ってすぐの所にあるのが日帰り温泉湯元華亭です。
老神で唯一の日帰り専門の温泉です。

露天もあり、自然たっぷりでとてもきれいな施設です。
お湯は無色透明ですが微かに硫黄の香りがありました。
たまたま人がいない時に写真撮りましたが、この後続々と人がやってきて、結構人気施設です。

その後、隣の旅館ぎょうざの満洲東明館へ向かいました。
ここは埼玉でお馴染みの餃子チェーン店満洲が運営する旅館で、日帰り入浴も広く受け付けています。

露天風呂です。
お湯は隣の湯元華亭と印象が違い、鉄の香りがします。

昼飯にラーメン(390円)と餃子(210円)を頂きました。
温泉街でこの値段は、さすがチェーン店。
そもそも温泉街に飲食店をほとんど見かけないのですけど。

老神温泉を後にして、バスで沼田駅へ向かい、そこから上越線で後閑駅へ向かいました。
駅舎は工事中した。

ここから猿ヶ京温泉方面のバスに乗ります。
後閑駅前は狭くて、バスは専用の転写台に乗ってグルッと回ります。
こういうのは始めて見ました。

画像は次の日ですが、バスの終点「猿ヶ京」バス停です。
ここから永井宿や法師温泉方面へ乗り換える事が出来ます。

この日の宿泊は猿ヶ京温泉の「スポーツ民宿ふじや」というところ。
「猿ヶ京」バス停から徒歩10分ほどのところです。

しかし宿の名前が「ふじや」「藤屋」と表記されていて、「スポーツ民宿」とどこにも書いてないので少し迷いました。

入口の様子。
基本的に運動系の合宿によく使われる民宿のようで、隣接して体育館のような物もあります。
この日は飲み会の学生がいて、そこそこの騒音がありました。

部屋はこんな感じです。
ごく普通の民宿といった感じで、バストイレ別。
冷蔵庫・鍵無し。

温泉は源泉掛け流しで、民宿にしては湯船が広めかなと思いました。

次の日は昼から雨予報だったので、朝から散歩です。
猿ヶ京温泉は赤谷湖のほとりにあります。

湖畔から上がってきたところに「猿ヶ京温泉」バス停がありました。
ここからだいぶ階段を上がったところに大きなホテルがありますが、バス停周辺は閉じた店ばかりで寂しげです。

かつて猿ヶ京は関所だったようで、「関所資料館」というものもありました。
背後に「ホテル関所」というのもありますが潰れてます。

関所の近くには日帰り温泉の「猿ヶ京温泉センター」があるのですが、残念ながらこの日は臨時休業。

向かったのはまんてん星の湯です。
公営の日帰り温泉で、広々としたとても良い施設です。

雨が酷くなってきたので、猿ヶ京の最後の温泉として「いこいの湯」にやってきました。
ここは宿泊したスポーツ民宿ふじやの近くにある公衆浴場です。
非常にお湯が熱く、数秒しか入れなかったのが残念・・

この辺の道は旧・三国街道になっていて、あちらこちらに歴史を感じるような物があります。

猿ヶ京温泉を後にし、沼田駅から徒歩10分ほどの地蔵温泉・地蔵の湯 スパリゾート ゆにーいくへ。

ここは民間の日帰り温泉です。
温泉名のようなリゾートっぽさはなく、市民がスーパー銭湯として利用してるような施設です。
なんと湯沢にある石打ユングパルナスと同じ運営でした。

「かき揚げ丼」をいただきましたが、このデカ盛りは想像出来ませんでした。
かき揚げ好きなのに、胃が気持ち悪くなって少し残してしまったのが心残り。
