電車・バスで行ける日帰り温泉

山形駅から路線バスで温泉めぐり 後編 (2015年11月)

温泉日記


前回の続きから
山形市の旅の2日目です。
宿泊したZAOセンタープラザの裏側からスタートです。


まずは大露天風呂を目指します。
この日の天気は雨で最悪のコンディションですが、張り切って歩きます。
急勾配につきご注意くださいなんて表示もありますが、この辺徒歩では非常にきついです。


今までできつかった登り坂と言えばかのせ温泉 赤崎荘(新潟県阿賀町)やえちご川口温泉(新潟県長岡市)なんかが思い浮かびますが、急坂という点では蔵王が上回ってます。
温泉街の近くだから気楽に行けるなと思ってましたが、ラスト10分ぐらいの坂道は足が悲鳴を上げました。


やっと到着した大露天風呂です。
さすがに雨と風がひどくてお客さんが全くいなかったのですが、やたらと撮影禁止の張り紙があったので館内ではカメラはしまいました。
しかしネットでググると露天風呂の画像が大量に出てくんですよねぇ。


続いて向かったのは源七露天の湯です。
大露天風呂から徒歩5分ほど降りたところにあります。


こちらもお客さんは全然いませんでした。
大露天風呂と比べれば規模は小さいですが、それでも十分素晴らしい風呂です。
こちらは内湯もありますし、冬期も営業してるのが利点です。
白濁したお湯が大変素晴らしいですが、この日は大雨でめんどくさかったです。


温泉街まで降りてきて、上湯共同浴場です。


建物は新しめですが歴史のある施設で、浴室もクラシカルです。


続いては自噴源泉 すのこの湯 かわらやです。
かつては旅館でしたが、現在は宿泊もできる日帰り温泉という感じの施設になってます。


浴室は共同浴場のようなシンプルなものです。
特徴は浴槽のすのこの下から源泉が沸いてることです。
真横にある川原湯共同浴場と同じような構造と思われます。


もう少し温泉街をうろつこうかなと思ってましたが、雨だけでなく風も非常に強くなってて、傘を差すのもめんどくさくなってきました。


道路沿いの玉こんにゃくの木製の看板が強風で吹き飛んでるのを見て、下山を決意して山交のバスターミナルへ。


当初の予定ではバスを途中下車して 山形うわの温泉天神乃湯と飯田温泉を訪れる予定でいたのですが、雨風の中歩くのがめんどいので、全てすっ飛ばして山形駅まで戻ってきました。
しかし新幹線の指定券が夜なので、まだだいぶ時間があります。


下界は雨も風も弱いので、結局もうすこし温泉巡りをすることにします。


バスで山形市郊外のビッグウイングという所まで来ました。
山交バスはグーグルマップに対応してるので、スマホで行き先を指定するだけでバス時刻を教えてくれるので大変便利です。


ちなみにビッグウイングには用事は無いのですが、こんなところです。
公営の催事場ですかね。
この日は軽自動車祭りでした。


目的地は大の目温泉です。
温泉旅館なのですが、併設されたラーメン屋が評判の施設です。


浴室が岩造りでなかなか素晴らしくて、源泉掛け流しの泉質も最高でした。


そこから徒歩で羽前千歳駅に向かい、山形線に乗ります。
これは仙台から来た仙山線ですね。


次の北山形駅で降ります。
まだ時間があるので、もう一つ寄り道していきます。


やってきたのはスーパー銭湯 芭蕉の湯です。
パチンコ屋さんに併設された施設です。


基本的なスーパー銭湯で、これと言って特徴的なものはありませんが、ごく普通にゆったりできる良い施設です。


以上で山形の日帰り温泉旅は終了です。
まだまだ訪れてない良い温泉がありそうな、そんな山形でした。