電車・バスで行ける日帰り温泉

宇都宮線氏家駅から喜連川温泉めぐり (2015年10月)

温泉日記


1年前以上前の日記です。
今回は栃木県さくら市にある喜連川温泉を目指します。
さくら市は氏家町と喜連川町が合併してできた市です。


宇都宮線の氏家駅です。
宇都宮駅から北へ3駅目にあります。
東京方面へ直通する列車は少なくて、宇都宮~黒磯間を走る列車がほとんどのローカルな駅です。


喜連川へは路線バスで向かいます。
駅を出て左へ進むとバス乗り場ですが、ここで観光温泉バスという見慣れない表示を見かけます。


以前は有料の路線バスでしか喜連川温泉へ行けなかったのですが、なんと無料の観光温泉バスというのが走ってます!
1日5本しか走ってませんが、なかなか便利になってます。
しかし予め調べてきてかなったので、時間があいません。


そんなわけで、普通の路線バスに乗ることにします。
東野バスの馬頭車庫行です。


喜連川の中心部より少し先の日野町で下車します。


ここからしばらく歩いて道の駅きつれがわです。
この建物の中に温泉が入ってます。
道の駅なので温泉以外に売店や食事処も充実していて便利です。
ただし温泉客専用の休憩用大広間はありません。
※ 2017年春リニューアルで、現在は大幅にデザインが変わってます


屋上の展望台からの眺めです。
中心市街地の向こうに喜連川タワーが見えますが、このタワーが立ってる丘(お丸山)が東日本大震災で大きな被害にあい、現在は営業してません。


ここからは徒歩移動です。
次に向かうのはハートピアさくらの郷ですが、ちょっと倒れかけの看板が不安になります。


しばらく歩いて、ハートピアさくらの郷です。
高台に立つ温泉施設で、以前は宿泊もやっていましたが、現在は老人福祉施設&日帰りの温泉施設になっています。
浴室からの景色も、まぁ悪くないという感じです。
あんまり人もいなくて、ゆったりと過ごせます。


ここからはだいぶ歩きます。
高台から下りて街を横断し、お丸山を登っていきます。


お丸山を登ると、お丸山公園への分岐点があります。
左へ行くとホテルニューさくら、右はかんぽの宿です。
それ以外の喜連川城温泉や足湯、物産センター、シャトルエレベーターなどは全て震災の影響で閉鎖されてしまってます。


ハートピアから30分ほど歩いて、3湯目はホテルニューさくらです。


ホテルですが、日帰りの券売機もあって、気軽に日帰り温泉を楽しめます。


続いて4湯目にかんぽの宿 栃木喜連川温泉です。
以前は別棟で日帰り温泉の営業をしていましたが、震災で被害を受けて、現在は宿泊館で日帰りも受け付けています。


受付は券売機方式で、日帰り用の大広間もあり、普通に日帰り温泉として楽しめます。
日帰りでも駅からの無料送迎バスが出てるのも便利です。
ただ泉質は喜連川の中では残念なレベルです。


温泉巡りを終えて、氏家駅へ帰ります。
本当は久しぶりに喜連川早乙女温泉へ寄っていく予定でしたが、さすがに歩き疲れたのでやめました。
喜連川の中心部です。
周囲に温泉施設は多いですが、特に温泉街というわけではありません。


中心部にある喜連川本町のバス停です。


すぐ近くに喜連川の絵地図があるのですが、これが微妙に古くて面白いです。
今回最初に訪れた道の駅は、水辺公園(右上のピンク丸)となっています。
次に訪れたところもハートピアきつれ川、国民年金保養センター、かんぽ保養センターと、全て現在と名称が違ってました。
そんな、歴史があるような無いような?喜連川の温泉めぐりでした。